energizerとしての自己分析

今野誠一のblog

潮目が変わった  


忘れもしない、昨年のクリスマスイブの日です。  
新型コロナウイルスの感染者数が、東京都で888人、全国で3,740人と過去最高となったと報道されました。  

私の中で何かうごめくものがあり(心のスイッチが入った感じ?)、何かしなくてはと感じました。

  「潮目が変わった」「もっともっと増えるに違いない」「緊急事態宣言も出る」

  最悪のシナリオのスタートを予感しまして、自分もそうですが、世の中全体がまた重苦しさで覆われるのは嫌だなあと思いました。

一応、組織のエネルギーを上げる仕事をしていますので「自分を、家族を、職場を元気にしようよ!」と語り合う場づくりをしたいなとスイッチが入りまして、講演会3連発をすることにしました。  
 

その後、1月7日に2,447人と大幅に更新することになりまして、1月8日には1都3県に緊急事態宣言が発出される事態になってしまいました。

不本意ながら予感が当たってしまいました。      

energizerとは?


23年組織変革(戦略)のコンサルタントを生業にしてきましたが、ひとつ確信を持ち持論にしていることは『リーダーはことごとくenergizer(エナジャイザー)であらねばならない』ということです。  

energizeとは「エネルギーを与える」という言葉で、energizerと最後に「r」をつけるとそれができる人という意味になり「エネルギーを与えられる人」となります。

〈参考:ジャック・ウエルチの4Eリーダーシップ〉  

GEのレジェンド経営者であったジャックウエルチの「3Eリーダーシップ」という本は私のバイブルになっている書籍の一冊です。  

GEの精力的でパフォーマンスを重視する企業文化にフィットするようなリーダー向きの人材をジャック・ウエルチが発見する上で役に立ったのが、4Eという考え方だったそうです。

4Eはそれぞれ影響しあい、重なり合う部分もありますが、エネルギーを出発点に以下のように繋がり、連携したものです。

GEにおけるリーダー像はこの概念にマッチしているのかどうか、全ての基本はこの4Eなのだそうです。

 

Energy     自分自身がエネルギーに溢れている(仕事を成し遂げる情熱)
Energize 周囲を元気付ける(人を刺激して行動させる)
Edge        エッジを持っている(競争心が強く、困難な決断を下すことができる) Execute    実行力がある(結果に結びつけることができる)

リーダーの評価基準は、企業文化・4Eへの共感度合いと、与えられた目標に対する成果達成度を縦・横とする4つの分類によって分類されていたと聞きます。    

このGEの4Eに大いに刺激、影響を受けまして「energizer(エナジャイザー)」という自分の肩書に思い入れと自信が深まりまして、自分なりの定義をすることにしました。   それは「energizerとは、人と組織に自信と勇気と活力を与えられる人である」です。

自信:自分にでもできる!という気持ち
勇気:やったことのない初めてのことにも挑戦できる気持ち
活力:働く原動力

エナジャイザーの自己分析

講演会のこともありますが、自分はずっと「energizer(定義は後ほど)」でいたいと思っていますので、この機会にとロジックツリーを使って、energizerとして「やっていること」「続けていきたいこと」をまとめてみました。

  カテゴリーを「自分」「家族/友人」「職場」にしてみました。

コロナ禍前までは、企業の「人と組織」のエネルギーを上げることに夢中になっていました。

コロナ禍で大いに実感させられたのは、自分が自分でenergizeしなくてはいけないということ、そして家族と友人の存在の大切さでした。  

ロジックツリーのメリットは、とにかく「一覧性」があること。
一目で「全体像」が分ることです。

  ロジックツリーを作って、まず感じたことが「言葉の力」です。

苦しい時、落ち込んだ時、いつも自分は「言葉の力」に奮い立たせられ、助けられたと感じました。  

二つ目は、困ったら原点に帰ることが重要だと思いました。
「自分は何者か」をいつも再定義する、ことが大事だと思うんですね。  

三つめは、結局のところ何事も「自分の頭で考えなくてはいけない」ということです。

組織戦略のコンサルタントですから、これまで数百冊は本を読んできましたし、色々な場に行って勉強しました。  

何々先生のモチベーション理論、何々先生の—論、—心理学、色々なことを学ぶのは悪いことではないのですが、最終的に自分の言葉で考え、自分の頭と心で「何をすべきか」の答えを出して進んでいくことができなければ、人に動いてもらうことはできないし、いい結果にもつながらないように思います。    

3回の講演会をセッティングだけはしたものの、話す内容が定まっていなかったのですが、このロジックツリーを作ってみて、「これをそのまま話せばいいのでは」と思い至りました。  

お互いがお互いのenergizerになる

人は独りでは生きていくことができず、人との関係性の中で生きていきます。

  上の「energizerの定義」だと、誰かが誰かにエネルギーを与えるという一方通行の意味になっていますが、今この局面で必要なことは「お互いにenergizerになること」「励まし合うこと」ではないでしょうか。

  家庭で言えば、息子さんに、お嬢さんにお父さんが元気づけられることだってありますよね。  

職場で言えば、部下の何気ない一言や励ましが上司を助けることだってあるのではないでしょうか。  


今の局面は、立場を超えて、利害を忘れて、お互いに励まし合い、助け合って乗り越えていくことが必要な時期であると思います。

  14日と16日と21日の新春講演会では、この自己分析のロジックツリーで確認された自分の思いを語り、最後は「お互いに励まし合い、助け合って乗り越えていきましょう」と締めようと思います。

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